ARTISTS
17
ジェシカ・イートン
Jessica Eaton
Selected Works
2010-2018

カナダ人写真家、ジェシカ・イートンが見せてくれるのは、「Cubes for Albert and Lewitt(Cfaal)」と「Pictures for Women」の二つのシリーズから選んだ作品です。「Cfaal」シリーズには、ヨゼフ・アルバースとソル・ルウィットへのオマージュが込められています。イートンの作品は、一見コンピューターグラフィックで合成したようにも見えますが、驚くことにPhotoshop的なものは一切使われていません。さまざまな実験的テクニックを駆使して、大判の銀塩カメラでフィルムを使って作り上げられているのです。
 
「Pictures for Women」は、強い影響力を持った女性アーティストたちの作品へのオマージュです。写真と時間との関係性にヒントを得たイートンは、絵画の物理的な要素を、カメラだけが持つユニークな視点からのみ想像したり見たりすることができる、二次的で抽象的なイメージに作り変えました。
ジェシカ・イートン
1977年、カナダ生まれ。2006年にエミリー・カー・インスティテュート写真学部を卒業。2011年にオランダの写真雑誌『Foam』のTalent号に選出され、翌年にはイエール国際モード&写真フェスティバルでグランプリを受賞し、世界中から一躍注目を集めました。現在はモントリオールを拠点とし、世界各国で作品を発表しています。