浅間国際フォトフェスティバルにて作品を展示中の作家・吉楽洋平による絵具を使った「エブル（マーブリング）」体験ができるワークショップをフェスティバル最終日に実施します。

マーブリングは展示中の作品〈Formless〉にて用いている手法で、絵の具よりも比重が重いマーブリング水溶液の水面に数色の絵の具を垂らし、水面で広がったり、混じりあったりしてできたマーブル模様を紙に写し取るアート技術です。

〈Formless〉は、2015年11月のパリ同時多発テロ事件時に同地を訪れていた吉楽が直面した、強烈な体験に基づいて制作されたシリーズで、グローバリズムにより流動化する世界の姿と、マーブリングの持ち抽象性と流動性を重ね合わせて制作されました。

吉楽氏が1年間をかけて学んだマーブリング技法を、子どもから大人まで、誰でも体験できるワークショップとして今回実施していただきます。

作家と共に作品制作が行える貴重な機会、ぜひご参加をお待ちしております。

■注意事項
※WSには絵具を使用します。エプロンなどの貸出しもありますが、数に限りがございます。当日は汚れてもいい服装でお越しください。